メモ・津田敏秀さん「相馬中央病院・内科診療科長・越智小枝医師による「『福島の甲状腺がん 50倍』論文に専門家が騒がないわけ」という論考に関するコメント」
津田敏秀さん「相馬中央病院・内科診療科長・越智小枝医師による『「福島の甲状腺がん 50倍」論文に専門家が騒がないわけ』という論考に関するコメント」(2017年 6月 9日)https://t.co/IWzUHxkRRi
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国際がん研究機関 IARC における動物実験のエビデンスと疫学研究のエビデンスの程度に基づいた発がん分類の目安 1. pic.twitter.com/M8sSTbTTC9
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国際がん研究機関 IARC における動物実験のエビデンスと疫学研究のエビデンスの程度に基づいた発がん分類の目安 2. pic.twitter.com/ljXyNN2GxY
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操作変数 (Instrumental variable) について pic.twitter.com/eKYxd1AXB6
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「観察研究では、U は、X - Y 関係 (地域住民の汚染物質への曝露および症状) の未知の交絡要因を表している」
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「Z (汚染物質の放出) は、Y (症状) への X (地域住民の汚染物質への曝露) の影響を推定するための操作変数 (もしくは操作) と呼ばれる」
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周産期における 4つの操作変数の使用例 (Rothman) pic.twitter.com/WKsHXkvWgo
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疫学辞典第5版による解説から pic.twitter.com/fLN487sz7Y
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「曝露と効果に関して測定不可能な交絡因子が知られているような場合でも、一定の仮説のもとで因果関係を推測するものである」
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「操作変数もしくは操作は、(1) 曝露と関連があること、(2) 曝露を通してのみ帰結に影響を及ぼすこと」
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「(3) 帰結と何らかの (調整されていない) 共通要因を共有していないこと、という条件を満足すべきである」(津田敏秀さんによる訂正後の訳)
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Hill の 9 視点 (viewpoint) 1. pic.twitter.com/D1RicBrfin
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「私の提示した9つの視点は、いずれも、原因とその影響 (結果) の仮説を支持したり反駁したりする確かな根拠をもたらすことはできない」(Hill)
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「現代疫学 第3版」解説 pic.twitter.com/QBwjU8JvnC
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「交絡バイアスが成り立つ条件や情報バイアスの分類が世に出てきていない時期に作られたのが、この Hill による 9つの視点です」(津田敏秀さん)
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「疫学入門」(Rothman) の 警告 pic.twitter.com/HdvjyRP7Vw
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1. 関連の強さ、2. 一貫性、3. 時間的関係 pic.twitter.com/ifoEGMEM7R
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(時間的関係 続)、4. 生物学的容量反応勾配、5. 特異性 pic.twitter.com/qBoGREv3JB
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6. 生物学的説得性、7. 整合性、8. 実験・データの質 pic.twitter.com/xALb22AnAc
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(実験・データの質 続)、9. 類似性 pic.twitter.com/mBZ4mQQXol
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Hill の 9 視点 (viewpoint) 2. pic.twitter.com/JmydY8eK1L
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「少なくとも福島県における甲状腺がんの多発問題のような深刻な問題での判断において用いるような『基準』ではない」(津田敏秀さん)
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「そもそも Hill は、原著では、原子力事故と甲状腺がんというような、場所や事例を特定しない因果関係を判断する際を想定してこの 9つの視点を与えています」(津田敏秀さん)
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「Hill は チェックリストのように用いることを心配していましたが、(それでも) ほぼ全ての視点において満たされている」(津田敏秀さん)
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Hill の 9 視点 (viewpoint) 3.
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1. Strength、2. Consistency、3. Specificity、4. Temporality pic.twitter.com/qr1f45XuZ5
Hill の 9 視点 (viewpoint) 3.
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5. Biological gradient、6. Plausibility、7. Conference、8. Experiment、9. Analogy pic.twitter.com/Q42rssROrc
因果関係論 (因果推論) について pic.twitter.com/ZksMd1uyuZ
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「オーソドックスな因果推論の方法は、因果関係による影響を、観測データから推定されたオッズ比や発生率比により定量的に測定し、その誤差 (偶然のばらつきやバイアス) を一つ一つ考えながら論理的に因果関係を考察して定量的な確率とその分布を想定することです」(津田敏秀さん)
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「そして、求められた定量的指標の確率分布から、人における因果関係論の基礎的知識を考慮に入れたり、現在必要な対策を念頭に入れたりして、私たち人類は、妥当な結論や対策を導いていくことになります」(津田敏秀さん)
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(参考) 津田敏秀さん「生物統計学における個の成立と確率」https://t.co/VrTC3ZhGcj
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