2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

web archive

Google で mount を検索していたら こんなページ を見つけた。 以前から CD-RW やフロッピーはセキュリティ上、取扱いには注意が必要だと思っていたが、こういうことか...

Debian GNU/Linux

この1週間はデビアンのインストールでハマリまくった。ハードに余裕があるので試しに入れてみようと思ったのだが...

石切場(6)

祖母も、祖父に負けじと母を連れ出した。神戸の踊りのお師匠さんの家というのは、じつは朝日麦酒の社長宅である。そのころ母と同じ年頃の男の子がそこにいて、祖母が稽古をしている間、遊んでやるといってはよく泣かしたらしい。 母は体も弱くて小さかった。…

石切場(5)

祖父と祖母はそれぞれ違ったかたちでこども達に愛情を注いだようだ。 仕事を終えて帰ってくると、「いまから海にいくぞ」と声をかける。母は急いで水着に着替えて、二人で外にでる。家から2、3分歩けば海岸である。 「片手をおれの肩に添えておけよ」という…

石切場(4)

祖父と祖母が所帯をもったころには、少しずつだがこの島の花崗岩が石屋の世界でも認められてきた。***御影は上等ということで、たしか靖国神社の大鳥居もこの島の産に決まったはずだ。 島の外から多くの人が集まってきた。朝鮮からも移民があった。彼らだけ…

石切場(3)

祖母は結婚後も踊りの稽古を続けていた。神戸に師匠にあたる人がいて、ときには母をつれて通っていた。花柳流でもだいぶ上の人らしく兄弟弟子には歌舞伎の役者さんもいたとのことだ。 島でもときどき頼まれてこども達の稽古をつけていた。そんな時、母は後見…