厚生労働省 予防接種・ワクチン分科会 第42回 副反応検討部会
2019年 8月 30日開催
厚生労働省 予防接種・ワクチン分科会 第42回 副反応検討部会 (2019年 8月 30日) 資料https://t.co/UlJf0cbDoG
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
HPV ワクチンの情報提供に関する評価について
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
調査期間 : 2018年 10月 19日〜 10月 24日
調査対象 : 2,400人 + 追加 349人 (ワクチン対象者の母親) pic.twitter.com/tlgjsJQDX4
「あなたは HPV ワクチンの意義、効果のあることを知っていますか」
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
接種対象者とその母親で認知度が逆転しています。 pic.twitter.com/0g9s96GJMp
「HPV ワクチン接種後に起こりえる症状について、知っていますか」
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
接種対象者とその母親で認知度が逆転しています。 pic.twitter.com/5OQVpd5uIs
「HPV ワクチンの意義・効果について、どこから情報がほしいと思いますか」
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
全体では「TV 新聞雑誌の情報」が最多、ワクチン対象者では「学校」が 41% で「母親」からという回答が 31% あった。 pic.twitter.com/84gqb92376
「HPV ワクチン接種後に起こりえる症状について、どこから情報がほしいと思いますか」
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
全体では「TV 新聞雑誌の情報」が最多、ワクチン対象者では「学校」が 51%、「母親」からという回答が 40% あった。 pic.twitter.com/oPD72NUf0H
「HPV ワクチンのリーフレット (チラシ) を見たことがありますか」
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
「見たことがない」が 86.3%。 pic.twitter.com/k4NtvjCm5F
「HPV ワクチンの接種に対してどんな考えをお持ちですか」
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
「わからないことが多いため、決めかねている」が 41.3%、男性では「接種したい (してほしい) と思っているが、まだ接種をしていない」が 27.5% と高い。 pic.twitter.com/JQnSHdLbPG
リーフレットのわかりやすさに関する調査10組の調査対象者 (定期接種対象年齢の女子とその保護者) へのグループインタビューでの意見 (抜粋)
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
接種を検討している方と保護者向け (青リーフレット) pic.twitter.com/7yP5s8zM4v
保護者からの印象
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
「副作用がかなり書いてあるという印象」
「母親の責任をすごく感じる」
「打ったら軽く済むのか、済むなら数値も載せてほしい」
保護者の受け取り
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
「打って絶対にかからないわけではなく、副反応があるということが言いたい」
「ご家庭で判断してくださいという感じがする」
「打ちっぱなしではなく、検診を受けるなどその後のケアが必要ということが言いたい」
接種対象者からの印象
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
「(副反応の) 病名で、苦しくなるんだなと思う」
接種対象者の受け取り
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
「打ったあとに、必ずではないが、起こり得る可能性のことが書いてある」
「打ったほうが予防はできるけど、自分の体に痛みが出たり、どんなことが起きるかが書いてある」
「家ごとに、受ける、受けない、を判断する」
接種対象者の受け取り (続)
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
「子宮頸がんに本当にならないわけではないからその後も定期的な検診が必要」
「接種したあとにほかに症状が出たら早く手当をすることが重要」
リーフレットのわかりやすさに関する調査
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
10組の調査対象者 (定期接種対象年齢の女子とその保護者) へのグループインタビューでの意見 (抜粋)
HPV ワクチンを受ける方と保護者向け (黄リーフレット) pic.twitter.com/749JMYersD
保護者からの印象
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
「『まれですが ...』と事実が書いてあると (副反応に) なってもしかたない、と受け取らないといけないのかなと思う」
「『受けると決めたからには大丈夫ですよ』『でも事実を読んでくださいね』という印象を受け、読むと前向きになる」
保護者の受け取り
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
「よく理解して、自分たちでよく考えてから受けてくださいということを伝えている」
「受けたからと言って完璧ではないから検診も受けましょうと言いたい」
「受けたあとの体調変化には注意しようと伝えたい」
接種対象者からの印象
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
「副作用が多すぎてどれかしらになる気がして、ちょっと怖い」
「全体的に重要なところが強調されていないので、ひと工夫あってもいいと思う」
接種対象者の受け取り
「注意事項が書いてある」
リーフレットのわかりやすさに関する調査
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
10組の調査対象者 (定期接種対象年齢の女子とその保護者) へのグループインタビューでの意見 (抜粋)
調査対象者の 2種のリーフレットの役割認識 pic.twitter.com/1DxMMRFNI1
HPV ワクチンの情報提供に関する評価 (調査結果) まとめ pic.twitter.com/WTy3imbz1P
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
今日の 副反応検討部会、どんなことが 話し合われるのでしょうね。
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
(再掲) 厚生労働省 予防接種・ワクチン分科会 第33回 副反応検討部会 (2018年 2月 19日開催)https://t.co/FZa0M1LdNQhttps://t.co/9NnySHdbmO
— seki_yo (@seki_yo) August 30, 2019
厚生労働省 予防接種・ワクチン分科会 第42回 副反応検討部会 (2019年 8月 30日) 議事録https://t.co/jBLCFAh6QL
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
全体として、副反応のまとめ及びそのデータも含めて全てに関して、何か御意見はありますか。特によろしいですか。
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
では、私から。何回も申し上げて恐縮ですが、「否定できない」という言葉は専門家の御意見なのですが、非常に広い範囲を含みます。(桃井眞里子氏)
かなり否定的であるけれども完全には否定できないという医学的な絶対とは言えないという意味から、因果関係はあるかもしれないというような気持ちも含めたものまで、非常に幅広いものがあります。(桃井眞里子氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
しかし一般の方が否定できないと聞くと、関連性、因果関係があるのではないかと取られる傾向があります。否定できないのだから、やはりあるかもしれないのではないか、あるのではないかと受け取られます。(桃井眞里子氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
因果関係に関してグレーディングを付けていただいて、グレーディングとその根拠を出していただくと、グレーゾーンの濃さが一定程度分かり、その後の統計にも役立つのではないかと思います。
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
難しいかもしれませんが、御検討ください。よろしくお願いいたします。(桃井眞里子氏)
せっかく作られたリーフレットを全く活用していない自治体が70%以上、それから、恐らく窓口に置いただけではきちんと情報が伝わらないということで、ほとんどの所であまり活用されていないというのは極めて残念なことだと思います。(長島公之氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
正しい情報が得られて初めて希望するかどうかを考えられますから、希望者だけに送るというのは意味がないので、全ての自治体で対象者全てに個別送付を行うことを目指すべきかと思います。(長島公之氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
その際に、リーフレットだけではなくて、例えば、利便性を考えると、自治体の判断で予診票なども同封できるとかといった、どういう内容を送付できるかということも検討すべきではないかと思います。(長島公之氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
最近、メディアの皆さんはかなり理解が進んでいるかと思いますので、厚労省等からも情報や資料をきちんと提供していただき、メディアの皆様も国民の健康や幸福を目指すということでは全く同じ方向かと思いますので、是非協力を得ていただきたいと思います。(長島公之氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
それから、理想的には、予防接種の意義を学校教育の中でしっかり伝えていくのが長期的には重要かと思います。以上です。(長島公之氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
一般の方々にとって一番関心が高いのは副作用の面で、先ほどもテレビでいろいろな障害が出ている方の画像がすごく印象に残っているというのもあるし、このリーフレットでは機能性身体障害の説明が非常に重要だと思うのです。(濱田篤郎氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
ところが、この文章が非常に難解です。例えば文章の中に主語がなかったりするのです。私は、これでは一般の方は分からないし、言葉も難しすぎると思います。(濱田篤郎氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
いいものを作るのであれば、もう少し文章の専門家、あるいは広告代理店などに入っていただいて、一般の方に分かりやすいものを作っていただく。やはり、このパンフレットは専門家目線で作っているのではないかと思いました。(濱田篤郎氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
ありがとうございました。大事な御意見を頂きました。特に、リスクコミュニケーションの専門家の意見は、これだけ予防接種という行政側と国民側の認知バイアスが極めて強い物事においては、情報提供に関してリスクコミュニケーションの専門家が入ることは極めて重要だと思います。(桃井眞里子氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
分科会でもそのように申し上げたことがありますが、なかなか進んでいないのが現状かと理解しております。(桃井眞里子氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
リーフレットの最大の問題点、分かりにくいのは、積極的にお勧めすることを一時的にやめていますという表現が、一般の方にも自治体の担当者にも医療機関にも、具体的に全然分からないということで、(長島公之氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
(積極的にお勧めすることを一時的にやめていますという表現) このことがどういう行動を示しているかということをはっきり具体的に書くということが、最大の重要な点かと思います。(長島公之氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
積極的勧奨の直訳をここに書いただけで、この直訳は誤解を生む直訳になっていますので、これではなかなか理解できないだろうという感じがいたします。(桃井眞里子氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
行政用語ではなくて、リスクコミュニケーションで認知バイアスをなくすための、国民により正確に御理解いただくための表現は随所に必要なのだろうと思います。御指摘ありがとうございました。(桃井眞里子氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
これを作ったのは平成29年だったと思うのですが、それから2年たっていますので、いわゆるHPVワクチンによる子宮がん自体の予防のデータも、この2年の間に論文として出てきております。(倉根一郎氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
このときの段階では、いわゆる前がん状態がどうのこうのという判断の基準と言いますか、子宮がんを予防するかしないかというのはなかなかクリアに述べられなかった部分もあるのだろうと思いますが、(倉根一郎氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
(子宮がんを予防するかしないか) そのときから全体のデータの数も変わってきていると思いますから、より多いデータに基づいて述べることも可能になったのではないかと考えます。(倉根一郎氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
接種したらいいのかどうか分からないし、大体ワクチン接種の意義自体がよく分からないという皆様向けの青リーフレットは、網羅的すぎて何が言いたいのか分からないという結果だったと解釈させていただきました。(望月眞弓氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
readinessがまだ高まらない段階としては、先ほど、リスコミなのか、分かりやすく一般の方に情報を伝えられるような書き込み方が必要と思いました。(望月眞弓氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
また、恐らく、接種をするメリットデメリットについてきちんとご理解いただくには、御本人たち以外のかかりつけ医も含めたサポーターが必要な部分もあるかなと。何れにしても、青リーフレットは、今まで以上にもう少し踏み込んだ検討が必要だと思いました。(望月眞弓氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
子どもや親御さんへの子宮頸がんに関する啓発が弱いために、病気のことを深く理解できず、ワクチンを打ちなさいと言われても、認識の度合が弱いのですぐには納得できないのではないかと思います。(五十嵐隆氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
子宮頸がんはどのような病気か、その結果どんなことが起きるか、そして1万人感染して2,700人が亡くなると記載されていますが、(五十嵐隆氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
最近は30歳代の子育てをしているお母さんが亡くなって、お母さんがいなくなる赤ちゃんが増えているなどの疫学的事実について啓発をしないと、ワクチンを受ける意義が伝わらないと思うのです。(五十嵐隆氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
リーフレットの内容についてです。このワクチンの一番の特徴は痛みが強いということがあると思います。(永井利三郎氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
そのことが、いろいろな症状にどう結び付いているかというちゃんとした関連性は証明されていないと思うのですが、ただ、痛いということは事実ですし、例えば、アメリカやカナダでは、痛み対策をがっちりしてやっているわけです。(永井利三郎氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
痛みに関しては、無理はよくないということは説明していただいたほうが、受けるほうも安心してやっていけるのではないかと思っています。(永井利三郎氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
例えば、行動科学の中で言われるトランスセオレティカルモデルのような行動の段階的な介入の方法のようなものを使って、全く無関心な人から、こういうものに関心のある人に向けて、どういう形でその情報を提供したほうがいいのかということも含めてやっていく必要がある。(山縣然太朗氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
恐らく、いろいろな思いの指導者がいらっしゃると思うので、そういうことも含めたことも考えて学校との連携をしていかないといけないような気がいたします。以上です。(山縣然太朗氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
副反応という言葉を取り上げても、それが接種後に起こり得る症状とすると、我々は副反応は副反応疑いとしてここで審議しているということは十分分かっていますし、(桃井眞里子氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
副反応で証明されたこのワクチンに関して、証明されたものは局所反応のみであるという大規模なレポートがたくさん出ていることも承知しておりますが、(桃井眞里子氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
一般の方がこの文章を読むと、副反応あるいは接種後に起こり得る症状は因果関係が100%だと受け取られるという非常に大きな認知バイアスがあります。(桃井眞里子氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
この辺りについて全部を1つの情報提供コンテンツに載せることは不可能ですけれども、認知バイアスの生じない情報が検索できるような工夫を是非していただきたいと思います。(桃井眞里子氏)
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019
(委員の 皆さん、いいたい放題でした ... )
— seki_yo (@seki_yo) November 21, 2019