浜六郎さん「HPV ワクチン接種後の症状とワクチンの関連性」
(浜六郎さんの 鈴木貞夫氏 名古屋市アンケート疫学調査 論文批判、そろそろ 読まないと ... )
— seki_yo (@seki_yo) 2018年4月3日
浜六郎さん 論考「HPV ワクチン接種後の症状とワクチンとの関係」(2018年 3月)https://t.co/IoMdeZlSjt (pdf ファイル)
— seki_yo (@seki_yo) 2018年4月6日
鈴木貞夫氏による 名古屋市アンケート疫学解析への 批判。 特に 専門用語を 知らなくても 十分 理解できる 内容ですね。
「接種後に現れうる 24種類の症状について、HPV ワクチン接種との関連について比較し『HPV ワクチンと報告された症状との間に因果関係がないことが示唆される』と結論づけてます」(浜六郎さん)
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「鈴木らは年齢の影響を取り除いた後の危険度 (0.86-0.98) を示しています」(浜六郎さん)
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「少なくとも見かけ上、この症状は接種者に少なかった、という逆の関連を示しています」(浜六郎さん)
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「『有意なオッズの減少を示した症状が 24種類のうち 14種類あった』という、自然に考えれば矛盾するような重大な数字が出ていることに触れていません」(浜六郎さん)
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表 3. pic.twitter.com/u3JeahjwQS
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「黄色はワクチン接種群が非接種群よりも有意に少ない、という逆の統計学的な関連を示しています」(浜六郎さん)
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「また、黄緑色はワクチン接種群が非接種群よりも有意に多い、という関連を示しています」(浜六郎さん)
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「軽症も含めた症状は、24種類中 14種類が 黄色、つまり接種で逆に症状が少なくなるという関連があったということです。 接種が増加につながるという関連はありませんでした」(浜六郎さん)
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「一方、病院受診に至った症状は、24種類の中で、有意に減少の関連を示したのは 1症状だけで、3症状で有意に多発の関連がありました」(浜六郎さん)
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「HPV ワクチンを接種する前に生じた症状は、ワクチン接種とは無関係ですから、本来除いて解析するべきものです」(浜六郎さん)
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「接種しなかった群の接種に相当する時期は、同じ年齢の接種群の接種時期の平均時期を求めて、非接種群の擬似接種時期として、非接種群についてはその非接種時期 (年月) の前の月までに生じた症状とすればよいのです」(浜六郎さん)
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「しかし、鈴木らはこのような方法で、非接種群の擬似接種時期を求めず、1年間という幅広い期間を設けて、その前の年までに生じた症状で比較をしました」(浜六郎さん)
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「そのため接種前の症状がまだ混入している、不完全な除外となっています」(浜六郎さん)
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表 6. pic.twitter.com/5NudraoRhO
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「黄色または黄緑色でハイライトしたのが、有意に減少あるいは増加した症状です。 ハイライトは、軽症も含めた症状では有意に減少、病院受診に至った症状が有意に増加した症状を示しています」(浜六郎さん)
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「同じ症状が、軽症も含めると接種で有意に減少するが、病院受診するような症状では、有意に増えるという矛盾した結果をどう説明すればよいのでしょうか」(浜六郎さん)
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「特に、簡単な計算もできなくなって受診した (18)、簡単な漢字を思いだせなくて受診した (19)、といった症状は 5〜6倍も接種群に多かったのに、軽症を含めると接種群にむしろ有意に少なかった、という奇妙な (矛盾する) 症状はどのように説明できるのでしょうか ?」(浜六郎さん)
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表 5. pic.twitter.com/RQnJAUdzhc
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「鈴木らは、このデータ (表 5) について考察では以下のように述べています」(浜六郎さん)
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「『コホート 2、3、4 および 5 において、それぞれ 3、7、9 および 13 症状と、年を経るにしたがい増加していた。 これらの増加は、ワクチン接種率が高かった時期において、非接種群の少女らの健康状態が不良の傾向にあったために発生した可能性がある」(鈴木貞夫氏)」
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「コホート 2、3、4 および 5 の対象者の年齢はすべて、11歳から 14歳と同年齢です。 したがってこの違いは年齢による違いによるものではありません」(浜六郎さん)
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「鈴木らは、また、以下のようにも述べています。『ワクチン接種割合が高かった初期では、ワクチン非接種群の少女の健康状態が比較的悪かったため、4年間という短期間で増加したのかもしれない』」(浜六郎さん)
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「しかし、このことを、病院受診に至った症状の高オッズ比の理由として、どうして考えなかったのでしょうか。 不思議でなりません」(浜六郎さん)
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図 2. pic.twitter.com/2QQGMCsv9t
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「接種群における接種前に症状のある人の割合 (事前病者) は、ワクチン接種率が高くなるとやや少なくなりますが、接種しなかった人の中には、症状のある人 (事前病者) が、接種率が高くなるほど多く含まれるために、ワクチンが特に症状を起こさなくても、非接種群に、症状を起こす人が多くなる」
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「接種割合が 15% 程度なら、病者除外の割合にかかわらず除外の影響は少ない」
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「この傾向は、ワクチン接種率が、80% を超えると特に顕著になり、90% 近くなると、図 2 に 示したように、急速に高くなっていきます」(浜六郎さん)
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図 3. pic.twitter.com/avbVYAPICH
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「そこで名古屋調査のデータを用いて、この傾向を見てみましょう」(浜六郎さん)
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「18. 簡単な計算ができない、19. 簡単な漢字が思いだせない、21. 普通に歩けない、24. 手足に力が入らないという 4つの症状の接種率 (%) の増加に伴って増加することを表したのが図 3-A です」(浜六郎さん)
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「接種率が 80% を超えるところで、急速にオッズ比が上昇している理由として、鈴木らは、年齢の影響として、年齢を補正したオッズ比を出しています」(浜六郎さん)
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表 5.. pic.twitter.com/BlIi5GwYX5
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「しかし年齢を補正しても、表 5 のように、最近になるほど、著しく年齢調整オッズ比が大きくなっているのは、非接種群に病気がちの人が多く含まれるからだと、鈴木ら自身認めざるを得なかったのです」(浜六郎さん)
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「私たちが独自に解析した結果、接種前にすでに症状のある人が、非接種群よりも接種群が少ないのです。 その程度は、症状にもよりますが、代表的な症状を図 4 に示します」(浜六郎さん)
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図 4. pic.twitter.com/cLPzSKqiOZ
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「最も顕著であったのは、症状 21 の普通に歩けなくなったが 0.21、つまり非接種群は接種群の約5倍、接種前から『普通に歩けなくなった』人がいた、ということです」(浜六郎さん)
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「『杖や車いすが必要になっていた』人は、約5倍いた、ということを示しています。『簡単な計算ができない』人は、もともと非接種群に接種群の 2.5倍 (1 ÷ 0.4) いたことを示しています」(浜六郎さん)
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「したがって、接種後も、同じ倍率で、非接種群には、普通に歩けなくなったり、杖や車いすが必要になる人、簡単な計算ができなくなる人が多く発症しうることを意味します」(浜六郎さん)
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表 6.. pic.twitter.com/RNTlIvl0UU
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「だから、表 6 の受診に至った症状の見かけ上の危険度 (年齢オッズ比 : 2,65、1.02、4.95) を、接種前からの危険度 (0.21、0.24、0.40) でそれぞれ割ると、本当のオッズ比 (危険度) になるのです。 計算すると、12.6、4.3、12.4 などとなります」(浜六郎さん)
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「この倍率は、心理的な影響で受診が多くなったとか、強く印象に残ったから受診したと回答した、というようなバイアス (鈴木貞夫氏) では、とても説明は難しいでしょう」(浜六郎さん)
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「それほどの危険度で、HPV ワクチン接種の影響が接種後に生じた、ということを示しています」(浜六郎さん)
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「鈴木らは、意図的に積極的勧奨の再開に都合のよいデータをねつ造ともいえる強引な手法で、作り出しています」(浜六郎さん)
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「HPV ワクチン接種の推進のためにはきわめて便利な都合のよい道具となり、10代の女性には、きわめて危険な道具となります」(浜六郎さん)
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浜六郎さんの 論考、説得的だし とても わかりやすいですね。
— seki_yo (@seki_yo) 2018年4月6日