「スタンフォード囚人実験」〜社会心理学の古典から 2.
真葛原さんが スタンフォード大学の 囚人実験を 引いて、福島エートスを 批判してますね。 社会心理学者の 稲木哲郎氏が『裁判官の犯罪』中に 有名な スタンレー・ミルグラムの 実験とともに 詳しく 紹介しています。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年12月9日
1.「あなたは 刑務所生活に 関する 実験に 被験者として 応募したと 仮定してほしい。 期間は 2週間で、日当が 支払われる。 応募者は くじ引きで「囚人」役か「看守」役かに 割り当てられる。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年12月9日
2.「あなたは 囚人役になった。 つまり、2週間、刑務所に 入るのである。 前もって 打ち合わせがあったあとの ある日曜日、あなたが 家にいると パトカーが サイレンをならして やってくる。 なにかの いっせい逮捕だという。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年12月9日
3. 「あなたは 逮捕され、身体検査をされたあと、警察署に 運ばれ、指紋を とられ、書類が 作られる。 つぎに 目隠しをされて、ある大学の 心理学実験室を 改造して 作られた 模擬刑務所に 送られる。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年12月9日
4.「ここでさらに 身体検査をされたあと、胸と背中に 番号のついた 囚人の制服、寝具、石けん、タオルを 支給される。 髪は ストッキングで おおわれる。 あなたは、これから 名前では 呼ばれず 囚人番号で 呼ばれる。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年12月9日
5.「刑務所の房は 約 1.8 メートル X 2.7 メートルで、ベッド以外は 何もなく、鉄格子が はめられている。 看守役の 被験者は、警棒、呼子笛、手錠、鍵を もっており、「刑務所内の 秩序を 維持するように」との 役割が 与えられている。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年12月9日
6. 「さて、あなたは 2週間後に、無事に 実験を終えて「出獄」できるだろうか。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年12月9日
この 実験は 1974年ごろ、アメリカの スタンフォード大学で 行なわれたものである。 刑務所は ... 心理的に 同じような 状態に 置くことに 重点が 置かれた。
7. さて、結果は おそろしいものであった。 実験は 予定通り 2週間 つづけることが できず、6日間で 打ち切らざるを 得なかったのである。 両方の 被験者、とくに 囚人役の 被験者に 異常が みられるようになったためである。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年12月9日
8.『驚くほど 短い 期間の間に、囚人と 看守との間には ゆがんだ関係が 発展した。 ... 看守たちが 日々 攻撃を 拡大するにつれて、囚人たちは 受動的に 反応するようになった。(ジンバルドー)
— seki_yo (@seki_yo) 2013年12月9日
9.『36 時間も たたないうちに、最初の 囚人が 抑制できない号泣、激怒の発作、まとまりのない思考、重度の抑うつ状態のゆえに 解放されねばならなくなった。 さらに 3人の 囚人が 同様の 症状を起こし、連日、解放されねばならなかった。(ジンバルドー)
— seki_yo (@seki_yo) 2013年12月9日
10.「被験者は、それが 単なる 実験だと 知っている。 2週間後には 実験が 終わることも よく知っている。 それでいて、このような 心理的以上の 症状が 起こる。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年12月9日
11.「これが 実験でなく 本物の 逮捕であったら どうであろうか。 しかも 見に覚えのない ことだったとしたら ... 。(稲木哲郎)
— seki_yo (@seki_yo) 2013年12月9日