miscellanies

[葬儀のあとで]
筋肉を 太くし、足に あった 靴底の 薄い クツを はけば、つまずくことも 少ないですし、階段の 昇り降りも ラクに なります。 ただし、それだけで 転倒の 危険が まったく 無くなるわけでは ありません。 歩いてると、なんの 前ぶれもなく、急に ヒザから 下に 力が はいらなくなり、身体を 支えられなくなる、と いうことが あります。
手は 自由ですから 近くの ものに つかまるのですが、踏んばれずに ころがってしまいます。 バッタリ 倒れるわけでは ないので、骨を 折ったり 足を ねじったりは しません。 青アザを こしらえるか、擦り傷を つくるぐらいで なんとか 済みます。 外だけでなく、家の中でも 同じように ひっくりがえったり します。
「老人は よく ころぶ」 と いうのは、どうも こうした ケースを 指しているようです。 具合の あまり 良くないときに 起きる 場合が 多いので、身体が 強制的に 命令しているのかも しれないですね。 対策は ありませんが、起きてしまったら その場で 少し 休むことです。 しばらくすれば 何事も なかったように 歩けますから。
ただ、こうしたことは 老人に 限った ものでも ないようです。 最近も、エスカレーターに 乗ろうとした 女性が くずれるように ゆっくり 後ろに 倒れ、そのまま 逆さに なったことが ありました。 上の 階で 待ちかまえて 起こそうと したのですが、本人は 自分の 身体を 支えられません、2、3分で 元に 戻りましたが ... これって 女性に 多いのでしょうか。