miscellanies

[葬儀のあとで]
普段 医師に かからないからと いって、まったく 繋がりを もたなかったわけでは ありません。 眼科と 歯医者では 定期的に 診察を 受けていましたし、年に 一度の 定期検診で 必ず 骨密度を 調べてもらってました。 結果次第では クスリも 服用していました。
しかし 骨を 強くするには クスリだけでは 足りません。 過不足の 無い 食事と 適度の 運動、特に 歩くことです。 足に 合った クツと、ラクに 歩けるように なる、これです。 母には そのために 体操を 実行してもらいました。
体操は 週に 2回、夕食の 後 しばらく 時間を おいてから 行ないます。 本人には これから 体操するか どうかを 先に 聞いておきます。 具合の 悪いのに 体操しても 逆効果だからです。 筋肉を 太くするには 週 2回で 十分、それ以上 行なうと 元気な 人でも 身体を 痛めてしまいますから。
1. 両手の 指を 組み、ヒジを 左右に はって 前屈、オナカから 曲げるようにします。 コシに 手を 当て、軽く 身体を 後ろに そらせる。
2. ヒジを はった 姿勢で 身体を 左右に まわす。 イキオイを つけると ラクに まわります。 その際 顔も いっしょに 動かします。
3. 床に 仰向けに 寝ます。 背骨の 間隔を 広げる -- 足先の シビレは これで 取れます -- 体操。 両手で ヒザガシラを 片足ずつ かかえ、まっすぐ 胸元に ひきよせて 3秒間 その姿勢を 維持。 次に 同じ やりかたで、今度は 少し 身体の 内側に ひきよせるように して 3秒間 維持、計 4回 (シビレの あるときには 毎日 行なっても かまいません)。
4. 次は 腹筋。 身体の 側面に 両手を つけ、両足の 先を 少しだけ 上に あげます (あがらないときは 軽く 手を そえて 補助)。 その姿勢を 3秒間 維持。 目標は 4回から 5回。
5. 今度は 背筋 (腹筋を きたえるより ずっと やさしいし、効果は すぐに 現われます)。 うつぶせに なり、背中で 両手を 組む。 両肩を 上に あげ、その姿勢を 3秒間 維持。 目標は 5回から 8回。
6. ヒザから 下を 床に つけ、両手を 前に 置く カタチの ストレッチ。 正座に なり、手は 後ろに もっていく。 腰を あげ、両手を 前方に 伸ばす。 次に、イキオイを つけ、手の 長さ分だけ 前方に いくようにして 両手を 床に つけます。 これで ウデだけで 上半身を ささえることが できるように なります。 ヒジを 曲げないようにして 腰を おとし 床に おろします。 次に 腰を あげ、両手を 床から 離さないようにして、おもいきり 腰を 後ろに 引く。 この 繰り返しを 何回か 行ないます。 ウデの 筋肉を 負荷を あまり かけずに 増やせますし、無理なく 背筋を 伸ばすことが できます。
7. 立ちあがって アキレス腱を 伸ばします。 足先を そろえた 姿勢から、片足を 半歩 前に だし、ヒザを 前方に 移動します。 この時 後ろ足の カカトは 床から 離さないように。 これを 左右 2回。
8. カベを 横にして 立ち、片足を フトモモが 床と 平行に なるまで 上げます。 ぐらつかないよう 手は カベに つけ、足首から 先を グルグル 回します。 これを 片足ずつ 2回。 これで 体操は 終了、慣れれば 5、6分で できるように なります。
次は 短く、転倒について ...