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[Rosalie Bertell] "No Immediate Danger"
続きです、

今、原子力の 支持者たちは、再び 原子炉を 推し進める 国際的な キャンペーンを、同時に 温室効果への 一つの 「解決策」 として、開始している。 以前と 同じく、広報活動を OPEC の 石油危機や 酸性雨 発見の ときのように 計画している。 こうした 主張は とても 選択的であり 疑問の 残るものだ。 その プロパガンタの わずかばかりの 真実が、原子炉は 二酸化炭素や あるいは、メタン、亜酸化窒素 そして フロンガス (CFCs) のような ガスを 放出しないことだ。 だが、原子炉は 核燃料サイクルのなかの たった 一つの 小さな 部品でしかない。 それを 支える 大きな ネットワーク、あるいは 採掘、粉砕、成型加工、濃縮、廃棄物処理廃炉、そして こうした 処置を つなぐ 輸送網が なければ、それは 機能できない。 核による エネルギーの 生産が 「きれい」 だという 主張は、食間に 食べ物を 詰め込んで ダイエットするようなものだ。

工業化した 国々での 選択肢とは 何だろうか ? 異なる 120 の エネルギー効率 改善策を 使った ドイツ連邦共和国の 一つの 事例研究では、末端で 使われる エネルギーが 70パーセント 縮小しても、生活水準は 国により 維持できることを 証明した。 U.S. の M.I.T. エネルギー研究所の 1983年の 研究では、年間 1パーセント、エネルギー消費を 改善することで 社会的緊張を ともなわずに、2050年には 50パーセント、二酸化炭素を 削減できるとの 結論を 得た。

核技術の 促進は、偽りの 期待を 引き起こして、エネルギーを より 効率化するため 使われる 金を 強奪し、そして 二酸化炭素の 放出を 放射能核種の 放出と 置き換える。 賢明な 顧客であれば、ある 汚染を 別の それと 置き換えなど しないし、より 効率的な エネルギーの 使い方で、むしろ 両者を ともに 取り除くだろう。

これは 絶対に 必要だ、なぜなら わたしたちは 今、未知の 領域に あるのだし、そこでは 工業化された 国々を 守る 軍事戦略が、それらの 国々の 環境と 遺伝子の プールを 破壊するばかりか、放射性物質が 空気、水、食物を 循環することで 生物圏をも 破壊しつつある -- 核による 事故や 戦争が あっても なくてもだ。

軽程度の 突然変異は、ほんの かすかでも その 本質から 遺伝子の プールを 損なう。 これについて 語られたり 計測されたり することは ないが、しかし 起きているのだ。 あなたたちが 何を するかで、次の 世代が その 両親よりも、危険な 物質に ずっと 少なく 身体的に 対処できるかが 決められる。 もし あなたたちが 一度に 二つのこと -- 次世代への ゆるやかな 損傷 (遺伝子損傷) と、環境への 危険物の 増加 -- を おこなえば、二世代か 三世代後で あなたたちは お終いだ。 人々は より 少なく 対処することも できるし、ずっと 多く 対処することも できる。 わたしたちは また、はっきりとは、そして 以前の 世代と 同じように 考えることの できない、脳の 生理的な 損傷についても 話し合おう。 爆弾の 地上実験に ともなって、標準的な 試験で 計測された 一般の 知能指数に 減少が 見られたのだ。 被爆は 突然変異 (人体にとって 99パーセントが 有害だ) に もっとも 有効であり、種の 生き残りの 点から みて もっとも 恐ろしいものだ。

放射能には 別の 特性も ある。 染色体が 損傷を 受けるとき、それが 直す 機会を もつ 前に、二度 損傷を 受けると、おかしな 問題を 引き起こす。 それは 放射能に 特有だと 考えられ (多くの 放射能を もたない 化学物質では、4 から 6時間という 期限内で、こうした 二重損傷は 起きない)、染色体に 損傷を 受けて 発育した 子どもには 明らかに 欠損の 分布が 見られるだろう。

かつて 放射能に 従事したことなど なかった、放射性化学物質 -- それは 人体への 毒性が 低いものから 高いものまで 分布している -- について 考慮し始めている 化学者たちを、わたしは 激励したい。 その 一方で、放射性生物学者たちは、ダイオキシンや その他の 有毒な 化学物質について、しばしば 何も 知っていない。 これらの 分野の 間には、対話が 必要だ。 なぜなら 全人類の 生命が 脅威のもとに あるからだ。 危険の みなもとは 全て 深刻だが、核の 汚染こそが リストの 頂点にあると、わたしは 見なしている。

(訂正) 訳が まるごと 一段落分 抜けてました ... oLr