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[Roxanne Dunbar-Oritz]
http://www.reddirtsite.com/bk-red-4-amaz.htm
まず、半分だけ ...

どんなふうに 書くことを 始めたのですか? 作家になる つもりだったのか、それとも ある特別な 理由や それぞれの 本を 書くための 理由が あったのでしょうか?

「記憶にある限り 私は 書いていたし、自分自身を 1人の 書き手と 考えていました。

農業地帯にあって たとえ 私の 家族が とても 貧しく、わずかしか 本が なくても、私の 母と 父とは 2人とも すばらしい 物語の 話し手でした。 そして その後、私が 学校に 上がったとき、私の母は 記事を 書いて 農業地帯に 近い 町の 週刊新聞に それを 載せはじめました。

私は ゼンソクに かかっていたので、時には 学校の ある日に 1人、彼女と 家に いることが ありました。 たくさんの 家事と 細々した 畑仕事を 済ませ、彼女が 座って 数時間 書いているのは、自然に 思われました。

私は 人文科学の 書き手となって 歴史を 学ぶことを 選択し、Ph.D を 終了して、西半球の 植民地主義の 歴史に 関する いくつかの 本と 論文を 発表しました。

私が 今度、出版した 『赤い泥 - オクラホマで 育って』("Red Dirt: Growing Up Okie") は、メモワールとしての 新しい 出発点と なります。 たとえ それが、私が ライフ・ヒストリーと 呼ぶ、私 自らの 生きてきた 物語を 用いて、そこでの 私の 家族と コミュニティとに、北アメリカの 農業地帯の 歴史を 語らせたのだとしても」

あなたは どんな作家を 好んで 読むのですか? どんな本が あなたや あなたの 書くものに 強く 影響を 与えたのでしょう?

「私は 貧困と 労働者階級を 扱った 本に 強く 惹かれます - チャールズ・ディケンズヴィクトル・ユゴー、ナット・ハンサム、ウィリアム・フォークナー、ユードラ・ウェルディ、より 最近では、ドロシィ・アリソンや ジム・グリムスレイの 仕事です。

私は また、辺境における 個人と 人々、それに 障害を かかえた 家族の 歴史や 物語にも 惹かれます。 例えば、19世紀 ロシアの 作家による 多くの 仕事、トーマス・マン、D.H. ロレンス、ホセ・カミーロ・セーラが そうです。

今、私は エルネスト・チェ・ゲバラの 伝記を 3冊 (ジョン・リー・アンダーソン、ジョージ・カスタネーダ、パコ・イグナチオ・タイーボ 2世) 読んでいます。

それに、今世紀 *1 最初の 20年間の、世界の 工業労働者の 史的研究である、J. アンソニー・ルーカスの 『大争議』("Big Trouble") も。 私の 祖父は Wabbly (IWW) の 一員だったのです。 私の 父は、彼の 生まれた 1907年 夏の間の Boise (ボイシ、Idaho の 州都) に その足跡を 残した Wobbly の 指導者たち (モイヤー、ヘイウッド、ペティボーン) に ちなんで 名前が つけられました。

私は 大いに 読み、それは 私の 書くもの 同様、私の 生き方と 考え方の 両方に、くり返し 深く 影響を 与えてきました。

メモワール 『赤い泥』 へと 集中し、1つの 家族を 通して 歴史を 語ることを 試みた この 10年間は、リチャード・スロットキンの ノンフィクションによる 仕事 (特に "Gunfighter Nation")、南アフリカ、ボーアの 作家たち (特に アンドレ・ブリンク) の 小説、そして アジアの りっぱな 作品 (特に サルマン・ラシュディの 恩恵) から、もっとも 影響を 受けてきました」

*1:← 20世紀