sndconfig - Vine

つぎの Vine 3.1 では直ってると思うので、参考までに。
Vine 2.5 は default では サウンドカードが認識されない。そのため sndconfig で再設定しても どうもうまくいかない - 設定途中で おなくなりになる - という問題があります。
sndconfig というのは、カーネルモジュールを使ってサウンドカードの設定をするプロンプトですが - ここからは ぼくの推測だけど - /etc/isapnp という設定ファイルへの書き込みに失敗してるらしい。
このファイルは ISA バスでの Plug and Play を受け持ってるようだが、ISA バス自体、現在はあまり使われていない → ほとんどが PCI バス(32 bit)に移行しているようす。
そこで /etc/isapnp ファイルでの設定をスキップすることにします。
1. はじめに PCI バスでサウンドカードが認識されてるかをチェック。
$sudo /sbin/lspci -vv | grep audio
(ぼくの場合は VIA audio controller: VT82C686 AC97)
2. つぎに sndconfig を起動するが /etc/isapnp ファイルでの設定をスキップさせるため、オプション noprobe を付けておく。
$sudo /sbin/sndconfig --noprobe
3. sndconfig の最初の画面が現れ、Plug and Play が無効であると表示される。
Enter を押して次の画面へ。
ここで調べておいたカードの型番を 上下の矢印キーで選択する。
(ぼくの場合は via82cxxx-audio)*1
4. Enter を押すと - おそらく 設定ファイルへの書き込みを実行してると思われるが - いったん画面が消えて、しばらく間をおいてからつぎの画面に。
5. 実際に音がでるかどうかを確認*2。Enter を押せば sndconfig は終了。
6. 設定ファイルを見てみる。
$cat /etc/modules.conf
ここに "alias sound-slot-0" という文を含む記載があれば、サウンドカードの設定は成功。
念のため、バックアップファイル*3をチェックしてもいい。
$cat /etc/modules.conf.bak または
$cd /etc ; diff modules.conf modules.conf.bak
7. 再起動すると起動時に
Loading sound modules ← ここに modules.conf に記載された型番がくる
と表示される。
これでいいはずだが . . .*4

(追記) sndconfig 設定の一部を書き直しました。2005.01.10

*1:←汎用の型番 ?

*2:でも ぼくの PC にはスピーカーがない !

*3:設定前の内容

*4:まちがってる ??