メモ・高速増殖炉
高速実証炉2030年代に建設 三菱重工業が計画、運転は40年代 https://t.co/gXlL8Zwu1O
— ふくしま30年プロジェクト (@info_fukushima) 2018年12月1日
1. 高速増殖炉の 安全性。 もんじゅ差止裁判、最終的には 最高裁で 覆されたが、名古屋高裁 金沢支部で、住民の 訴えが 認められ、勝訴した。(山崎久隆)
— seki_yo (@seki_yo) 2013年6月13日
4. 高速増殖炉では、即発臨界を 起こす。 炉心は 瞬時に 破壊され、同時に 格納容器も 爆発で 破壊される。 小林圭二 ? さんの 主張を 高裁は 認め、判決要旨で「重大事故が 起きる 可能性は 否定できない」と 判断した。(山崎久隆)
— seki_yo (@seki_yo) 2013年6月13日
5. 規制委員会は、不十分ながら、軽水炉については、代替注水と 格納容器ベントを、シビアアクシデント対策として 要求している。(山崎久隆)
— seki_yo (@seki_yo) 2013年6月13日
6. しかし これは もんじゅや 常陽のような 高速増殖炉には 当てはまらない。 規制委員会は 緊急時対応として、福島第一原発と 同種の 事故を、もんじゅには 想定しないことに なった。(山崎久隆)
— seki_yo (@seki_yo) 2013年6月13日
1-2 通常の 軽水炉用の 核燃料は U-235 の 低濃縮 ウラン核燃料 (濃縮度 4% 前後) を 用いるが、MOX では、U-235 の 代わりに、使用済核燃料を 再処理して 得られる プルトニウム同位体を 用いる。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月30日
1-3 プルサーマルの 特性は、MOX 燃料に 含まれる プルトニウム同位体の 特性に 依存する。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月30日
プルサーマル固有の 危険性は、この プルトニウム同位体の 核特性と 物性に 依存する。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月30日
1-5 「解体核兵器の消滅」のために、アメリカは Pu-239 を 主成分とする 核兵器 Pu を MOX 燃料に 加工し、軽水炉を 用いて 核兵器プルトニウムの 消滅処理を 行なっている。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月30日
軽水炉でも、数ヶ月で 燃料を 取り出せば、核兵器級の プルトニウムを 得ることができる。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月30日
核兵器級プルトニウムは Pu-239 が 93% のものである。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月30日
1-6 「高速増殖炉」用の MOX の Pu-239 の 含有量は 約 20% である。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月30日
(a) 原子炉内の 核燃料の 燃焼状況は 減速された 熱中性子の 密度に 左右される。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
ところが、主要な プルトニウムの 核種である Pu-239、Pu-240、Pu-241 等は、U-235 に 比して、熱中性子を 捕獲する 確率が 数倍から 10倍程度まで 大きい 値を もっている。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
それを 補うために プルトニウムの 濃縮度は 大幅に 高められている。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
それでも 中性子フラックスの 一様化はできす、フラックスは プルサーマル燃料集合体の 場所で 大きく 低下している。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
関電で 最初に プルサーマルを 行なった 高浜 3号機 炉心の 四隅コーナー部の 集合体の Pu 富化度は 4.5% と 最も 低く、コーナー間の 外周部の 一列は 6.2% と 中富化度であるが、それ以外の 内側は 10.6% と 高富化度、ウラン燃料の 2倍に 達している。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
これは Pu-241 等の 中性子捕獲断面積が U-235 や U-238 に 比して 5倍以上 大きいためである。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
その場所は また、中性子フラックスが 極端に 減少している 場所でもある。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
MOX では その 影響を 少しでも 避けるため、制御棒は MOX 集合体から 遠ざけるが、それでも 影響がないとは いえない。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
(c) MOX 燃料の 製造は、性質の 異なる ウランと プルトニウムの 粉末を 混ぜることから 始まる。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
MOX 燃料は ガス状の FP (fission product) 放出が 大きく、アルファ線 (ヘリウムガス) 放出が 大きいため (ウラン燃料の 15万倍) 燃料棒内の 圧力が 高くなり、燃料棒が 破損しやすくなる。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
この種の 破損の 防止対策として、最初に 封入する ガス圧を 低くする 対策が とられている。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
しかし、これには、初期に 大きな 外圧により 被覆管が 外圧で つぶされる リスクが 生じる。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
それでも 内圧は その後 急上昇し、ウラン燃料の それを 追い越してしまう。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
(e) MOX 燃料の 融点は プルトニウム含有率に 反比例して 低下し、数十度から 100度程度 低下する。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
また 熱伝導率も 約 5% 低くなり、燃焼温度も 高くなる。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
(f) MOX 新燃料の 放射線は、放射される ガンマ線により ウラン燃料の 約 20倍、中性子では 約 1万倍 強く、取り扱う 労働者の 被曝が 増大する。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
(f) MOX 新燃料の 放射線は、放射される ガンマ線により ウラン燃料の 約 20倍、中性子では 約 1万倍 強く、取り扱う 労働者の 被曝が 増大する。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
海老沢さん : 通常の ウラン炉心では Cs-137、Sr-90 が ほとんど メインで 9割方、10年後になると MT (メータートン) 当たりの GW (ギガワット) でいうと 900、50年後には 300、100年後で 100、500年後で ゼロという オーダーです。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
海老沢さん : MOX 燃料の中で アルファ放射体の Pu-239 、これは 半減期が 2万4000年、量は 多いけど (崩壊熱の 減衰に 関しては) 問題にならない、問題になるのは Pu-241 です。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
海老沢さん : 12% 含まれる Pu-241 ですが、それが 14年で ベータ崩壊し、 Am-241 (アメリシウム) に どんどん 変わっていく。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
海老沢さん : 最初、10年後には Pu-238 が メイン、Am-241 は 半分にも 満たないくらい、ところが 50年後になると Am-241 と Pu-238 が 半々、100年後には Am-241 が メインになり、500年後 残ってるのは Am-241 だけに。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
海老沢さん : Pu-238 は 半減期が 80年くらい、Am-241 は 430年ですから、500年では 半分にしかならない。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
海老沢さん : 福島第一の 3号炉は 1/3 MOX ですから、だいたい 50年後から fission product で メイン、発熱量から いっても メインになる。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
海老沢さん : たとえば 地上で 汚染されたとき、Cs、Sr と Am、Pu は 同じなのかと いうと、それは 違うんです、(Cs、Sr は) アルファ放射体の中で、それほど 半減期も ないですから。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
海老沢さん : 発熱量は ほとんど 同じ、アルファ放射体で、ベータ線の エネルギーが 高く 両方とも 4ミリオン ? くらい ある、エネルギーとしては あまり 違わない。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
海老沢さん : しかし IAEA の Equivalent Factor では、Am で Cs の 200倍、Pu では 250倍、同じ 発熱量の ものが 環境に 漏れたら、さらに 200倍という オーダーが かかってくるわけです。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
海老沢さん : そういう 潜在的な 危険性が ある。
— seki_yo (@seki_yo) 2013年7月31日
転換比 : ウラン燃焼量と プルトニウム生産量の 比率。 軽水炉では 0.5。 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Mlm7ePhe2s)
— seki_yo (@seki_yo) 2013年11月22日
天然ウラン寄与率 : 高速増殖炉の 転換費は 1.0 以上。 原理的には 寄与率は 幾何級数的に 増大する。 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Mlm7ePhe2s)
— seki_yo (@seki_yo) 2013年11月22日
小林圭二さん : 稼働率を 考えれば、商業炉としての 高速増殖炉は 成立しない。 実験炉の 常陽も 同じ。 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Mlm7ePhe2s)
— seki_yo (@seki_yo) 2013年11月22日
炉外期間 (燃料の 生産等) と 倍増時間の 比較。 米カーター政権下に 作成。 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Mlm7ePhe2s)
— seki_yo (@seki_yo) 2013年11月22日
理論的に 考えても、倍増時間 (同程度の 炉の 燃料分が 貯蔵できる) に 100年近くの 期間が。 ( #IWJ_KYOTO1 live at http://t.co/Mlm7ePhe2s)
— seki_yo (@seki_yo) 2013年11月22日
以上、高速増殖炉と 関連する MOX 燃料についての ツイートを 再録。 少々 専門的ですが。
— seki_yo (@seki_yo) 2018年12月1日