黒岩義之さん「HPV ワクチン副反応に関する内外の論文撤回の問題点」(2018年 5月 22日 HANS 研究グループ記者会見)
0. 黒岩義之さん「HPV ワクチン副反応に関する内外の論文撤回の問題点」(2018年 5月 22日 HANS 研究グループ 記者会見)https://t.co/FZVEf7F42Q pic.twitter.com/MS4fhjuhwX
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1. これまで発刊された私達のグループからの HPV ワクチン関連論文 pic.twitter.com/UyCpX4KVBS
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2. 我々以外に掲載が撤回された論文 pic.twitter.com/Z0a4ibw19G
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3. 今回の Scientific Reports における HANS 動物実験論文の投稿から撤回までの問題点 pic.twitter.com/vG6FnrPPSk
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「医学の発展において『わからない』ということはあるわけです。 医学の父といわれるクロード・ベルナールは『自分の誇りとするものが一つある。それは自分の無知である』というふうにいっております」(黒岩義之さん)
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「医学というのは『わからない』ということを前提にスタートするわけでして、その『わからない』段階で一つの flag、旗をつくるということで、私たちは HANS という名前をつけました」(黒岩義之さん)
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4.「その実験論文を投稿したのが 2016年の 5月、査読が行なわれ論文の修正、新しい実験の追加などが行なわれて、2016年 11月に論文が掲載されました」(黒岩義之さん) pic.twitter.com/fW1tGzMnFw
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5.「掲載された後、外部からの批判がありまして、それに対し編集部から答えるようにいうことで私たちは集まり、徹夜で 回答文を作成して全てに回答、編集部側から corrigendum、正誤表を作ることでよいということで 2017年 2月に 合意しました」(黒岩義之さん) pic.twitter.com/TMosEQemPG
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「そのとき abstract の 修正等も編集部から要求があり、それについても修正を行ないました」(黒岩義之さん)
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6.「その後 7ヶ月間はまったく連絡がなく、突然 9月 2日に 編集部から論文撤回の提案がありまして methodology、方法論に問題があるということでした」(黒岩義之さん) pic.twitter.com/MNeafa1RL6
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「私たちはそれに対し反論しましたが、Scientific Reports には『著者の同意を得ずに retraction、撤回することができる』権利があるため撤回をされた、これが これまでの 経緯となります」(黒岩義之さん)
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7. 何故今回の実験を行ったのか pic.twitter.com/iKZmFYTqNg
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「この病気は非常にシンプルです。 神経内科においてその病気を表現するときに "Where is the lesion ?" 病気がどこにあるのか、"What is the lesion ?" 病気が何であるのか、この2つで説明しなければいけないわけです」(黒岩義之さん)
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「病変がどこにあるかというと視床下部辺縁系というところにあります。 何であるのか、これは免疫介在性ですね、おそらく自己抗体を介した自己免疫性の免疫介在性であると」(黒岩義之さん)
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「免疫介在性で、病変の場所は視床下部にある、そういう脳症であることが臨床的にいえるわけです」(黒岩義之さん)
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8. 実験動物の投与量に関する問題 pic.twitter.com/Ht3CrRyvEz
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「この HANS のモデル動物を作成するために実験的自己免疫性脳脊髄炎に EAE というのがあります。 国立精神神経センターに山村先生という多発性硬化症 (MS) の 大家がいらっしゃいますが、そのモデル動物を用いまして ... を使って脳の血液関門を緩めて実験を行なったわけです」(黒岩義之さん)
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「Scientific Reports のほうからは『マウスに投与した量が多すぎる』という、そういう批判があったようです」(黒岩義之さん)
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「この HANS という病気はワクチンを接種した人 1,000人におよそ 1人、はっきり HANS だという患者さんにしぼりますと、おそらく 2,000〜5,000人に 1人だと思います」(黒岩義之さん)
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「まだきちんとした疫学調査が行なわれていませんが、ワクチンを打った人の 1,000人に 1人、2,000人に 1人という、稀な頻度で起きるわけです」(黒岩義之さん)
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「したがって HANS の動物モデルをするためには普通のやり方では絶対に出ない。 ヒトの HPV ワクチンに投与している量と同じ投与であれば 10,000匹に投与しても何も出てこない、そういう結果になる」(黒岩義之さん)
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「HANS に投与する量については MSD社の毒性実験に使われたそれの約3割少ない」(黒岩義之さん)
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「ヒト等価容量換算というのがありますが、これにより 500μg/kg、マウスは 20g の体重ですので、通常の投与量の 54倍の投与量で行ないました。 しかし毒性実験で使われたものの約3割少ない量です」(黒岩義之さん)
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「それから HANS の患者さんはやはり免疫的に感受性の高い方におそらく起きる。 免疫介在性の病気ですので当然、免疫学的に感受性の高い人間に起きるわけです」(黒岩義之さん)
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「マウスのほうも MSD社が毒性実験に使ってるよりも免疫感受性の高い C57B/L というマウスを使って、かつ血液脳関門を百日咳毒素で緩めた状態で実験をしたわけです」(黒岩義之さん)
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9. 動物実験に関する実験 pic.twitter.com/tVZ2mQ1wsA
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「臨床用量の 54倍の投与量を用いて血液脳関門を緩めた条件で、かつ免疫反応の感受性が高めのマウスでもって本動物実験は施行されました」(黒岩義之さん)
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「この3つの条件をしないでヒトと同じ BALB という通常のマウスで行なったら10,000匹に投与しても何も起きないと考えます」(黒岩義之さん)
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「これでもって臨床現場で観察される HANS の患者さんの視床下部の病態が、この動物実験マウスで顕著に増幅されたかたちで観察されたわけです」(黒岩義之さん)
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「具体的には視床下部の血管内皮細胞、それの apoptosis、細胞死と第三脳室のサイズの縮小という変形、形が崩れていくという結果が出たわけです」(黒岩義之さん)
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「臨床でみられている視床下部の免疫介在性病態をより増幅したかたちで、動物実験では見ることができたということです」(黒岩義之さん)
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