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[NHK 「かぶん」 ブログ] "福島第一原子力発電所 1号炉" (5月 12日)
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/81766.html
昨日 9:00 PM の NHK ニュース 終了直後、NHK 科学文化部 スタッフが、ゲストの 岡本孝司氏に 再度 解説を 求め、それを 整理したものだと 思います。
読んでみて 2つ 疑問な 点が でてきた。
1つは、被覆菅の 溶融により (ほぼ 全量の) 燃料ペレットが 落下したとき、(圧力容器内の) 制御棒や 燃料集合体を 固定している 支持構造物も 持ちこたえられず、同じように 容器の 底に 落ちたのではないか、ということ (<- 100トン近い 高温の 溶融物落下に 原子炉圧力容器が 耐えられるのか?)。
2つ目は、原子炉停止直後の 崩壊熱は 今より けたちがいに カロリー (熱量) が 多いことを 考えれば、炉心の 溶融は 地震に 襲われて (時を 待たず) 早い 時期に 急速に 進行していたのでは、という 可能性です (<- 事故発生後 24時間以内で 全炉心溶融が 起こった?)。 どうなんだろう?
(参考) 原子力安全・保安院 地震障害情報 第136報 (5月 12日)
http://www2.jnes.go.jp/atom-db/jp/trouble/2010fy/jishin/136.pdf (pdf file)
(追記) つけ足し (カッコ内)。
(さらに 追記) 100トンは 多いか (誰か、計算してもらえないかな ... )。
(追記 その3) 燃料棒が 144本 x 400体、支持構造物を 約 50トンとして 概算すると やはり 100トン内外に なりそうです (田中三彦さんの 講演から)。