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[私の闇の奥] Jester としての マイケル・ムーア (1)

この本 ("Stupid White Men") の中にも、いかにも マイケル・ムーアらしい 発言が 散りばめられていましたが、記憶している 発言から、二つを 選びましょう。

一つは、映画の 仕事のことで ハリウッドに 行くと、黒人には 滅多に 会うことがない、という ムーアの 発言です。 ハリウッドの 映画ビジネスは 完全に 白人 (ユダヤ人と 言った方が より 正確かも) に 握られているということです。 ハリウッド映画には、ストーリーの中の 役としては、あれほど 魅力的で 頼りになる 黒人が たくさん 出てくるのに、制作の 実際には 発言権を もっていないのです。

もう一つは、パレスチナの 難民キャンプのように ひどい 状況に 置かれている 難民キャンプは、世界中 いろいろ 見て回ったが、他には 何処にも ない、という 発言です。

私には 忘れがたい 重要な 証言です。

http://huzi.blog.ocn.ne.jp/darkness/2009/12/jester_cab2.html
映画音楽に 関しては、これが そのまま 当てはまる。 ぼくの 知ってる 範囲で ただ一人の 例外は Duke Ellington だったが、彼も その後 二度と 引き受けようとはしなかった。