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[Glauber Rocha]
10月 30日の 日記で 紹介した video の 作者 David Poulshock が、Glauber Rocha との ほろ苦い 出会いについて、自分の page に 書いている。
http://davidpoulshock.com/about.html

David Poulshock にとっては 最近だが、彼が 初めて 本物の 映画製作者と 親しい 出会いを もったのは、1968年 リオデジャネイロで Glauber Rocha と 会ったときの ことだ。

思い出は ぼやけ、事実は 逃げ去る。

だが この 出会いが、偉大な 監督の 傑作 "Dues e o Dialo na Terra" の 内輪だけの 上映に 結びついた。

Poulshock は この 映画を、同じ 大学の 学生のため 彼の 海外研究の 課題の 一環として、リオの U.S 領事館にある 劇場で 上映した。

しかし、彼が その フィルムを 返しにいったとき Rocha から、彼は CIA の スパイに 通じている -- その 罪は (そんな) 開催場所で なにか ことを 行なうことで 明白だ -- という 毒のこもった 非難 (判定) が 下された。

1968年当時の ブラジルは 軍事政権下に あり、Glauber Rocha は 映像により それに 抗 (あらが) っていた。
[Maranhão 66] "Posse do Governador José Sarney"
(video - 10 min)
José Sarney は この頃、Maranhão の 州知事であり、これは ブラジルの 現実に 彼の 演説を 重ねることで、その デマゴーグとしての 正体を 暴いたもの。
この 将来の 「ブラジルで 一番 人気のない 大統領」 に 関しては、Kwame Nkrumah の 補遺として もう一度 取り上げよう。