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[Congo Question 1960 - 61]
続きです。

146 (1960)、1960年 8月 9日 決議

[S/4426]

安全保障理事会は、

1960年 7月 22日の 決議 145 (1960) を 想起し、とりわけ 1960年 7月 14日の 安全保障理事会 決議 143 (1960) により、その軍隊を 撤退し、事務総長に 効果的な すべての 必要な 行動を とる 権限を 与えることを ベルギー政府に 要請する。

事務総長の、前述の 2つの 決議 実行に 関する 第2回 報告、および 理事会に 先立つ その声明に 注意した。

この会合での、ベルギー および コンゴ共和国 代表による 声明を 検討した。

カタンガ州 以外の コンゴ共和国 領土での 安全保障理事会 決議の 実行において、国連により とられた その 前進には 満足を もって 注意する。

しかしながら、準備され 実際 そうすることが 試みられたにも かかわらず、カタンガ州において 国連は 前述の 決議の 実行が 妨げられたことに 注意する。

ベルギー軍の カタンガ州からの 撤退が、適切な その実行において、積極的な 貢献であり、必要不可欠で あることを 承認する。

1. 安全保障理事会 決議 143 (1960) と 145 (1960) により、事務総長に 与えられた 権限、および それゆえ その 与えられた 責務を 引き続き 遂行するという 彼への 要請を 確認する。

2. ベルギー政府に 対し、事務総長の 決定した 早急な 方法を とり、カタンガ州より その軍隊を 即時 撤退させること、および 理事会 決議の 実行を すべての 可能な 方法で 援助することを 要請する。

3. 国連軍の カタンガ州への 入域が、現 決議の 完全なる 実行に 必要で あることを 言明する。

4. コンゴでの 国連軍は、当事者では なく、あるいは どのような 場合も 干渉せず、あるいは 合法的 または そうでない どんな 国内闘争の 結果にも 影響を 及ぼすためには 用いられないことを 再確認する。

5. すべての 同盟国に 対し、国連憲章 25条 および 49条に 従って、安全保障理事会の 決議を 承認、実行し、理事会によって 決定された 措置の 実行に 協力し その 援助を 与えるよう 要請する。

6. 事務総長へは、現 決議の 実行、および 安全保障理事会への 更なる 適切な 報告 (の 提出) を 要請する。

886回 会合 (の 議案) は、棄権 2票 (フランス、イタリア) を 除く、賛成 8 で 採用された。