Linux live CD

[Puppy Linux 4.1.2 (日本語版)]
軽くするため 内部で BusyBox (注1) を 使用し、すべての 命令 (command) を root で 実行する、異色の distribution、Puppy Linux の Live CD (DVD) を 作成してみます。
最初に CD-R 2枚、または CD-R と DVD-R 各 1枚を 用意。
Puppy Linux の download page に アクセス、iso image を もらってきます。
http://openlab.jp/puppylinux/download/
puppy-4.1.2-JP-flashplayer10.iso を ダウンロード。
まず 1枚目の CD-R に iso image を 書き込み、準備が できたら PC を 起動して CD-R を セット。
モニタに boot 画面が 表示された 後、mousekeyboardX server の 選択画面が それぞれ 現われます。 これは 初期設定のままで OK。
次が monitor の 設定、default では 640 x 480 と なっているのを 矢印キーで 1024 x 768 に 変更。 Puppy Linux が 立ち上がります。
画面の 空いているところを 右クリック、menu が 表示されるので、セットアップPuppy ライブ CD の リマスト と 移動して クリック。
パピーシンプル CD リマスタ (注2) が 起動、[OK] を クリック。
次は ISO ファイル 作成の 作業領域 を 指定、矢印キーで [ramdisk] を 選択。
続いて CD/DVD ドライブの選択ライブ CD の セット、どちらも [OK] を クリック。
ここで RAM 領域に pup-412.sfs ファイルが 作成されます。 終了まで 3分から 5分 かかるので、ちょっと coffee break ...
モニタに 戻ると /tmp/root ディレクトリの 作成、[OK] を クリック。
ハードウェアに 合った カスタム化pup-412.sfs ファイルを /etc に 追加、と 続き それぞれ [Yes] および [OK] を クリック。
テキストエディタ Geany が 起動、isolinux.cfg ファイルの 内容が 表示されます。変更箇所は ないので、ファイル(F) → 終了(Q) を クリックして ファイルを 閉じます。
CD/DVD に 焼き付け 準備完了 の 表示が でたら、ここで 1枚目の Live CD を 取り出し 空の CD-R/DVD-R を セット、[OK] を クリック。 メディア 選択 の 画面では CD-R あるいは DVD-R を 選択、[OK] を クリック。
コンソールが 開いて、作業の 内容が 表示されます。途中、

Press Enter key to continue:
と 指示が でるので、Enter key を 押すこと。
作業が 終了すると 自動的に トレーが 開きます。 CD-R/DVD-R を 取り出し、書き込み終了 の 表示が でれば、完了です。
PC を シャットダウン、menu から シャットダウンコンピュータの 電源を 切る、と 移動して クリック。
シャットダウンの 途中、file を 保存するか、選択画面が 表示される。 [DO NOT SAVE] を 矢印キーで 選択、電源 OFF に。
再度、PC を 起動、 書き込みを 済ませた CD-R/DVD-R を セット。 今度は 何も しなくても Puppy Linux が 立ち上がります。
この時点で、ネットへの 接続などの 設定を 実施。
設定を 保存するため、シャットダウンで 今度は [SAVE TO CD] を 選択。
これで pup-412.sfs ファイルに 変更箇所が 保存できる Puppy Live CD/DVD の 完成です。
(1枚目の Live CD は レスキュー用として 保存)
(追記) 正確には、シャットダウンで SAVE (保存) を 選択すると、pup-412.sfs とは 別に、日付と 時刻の 名前で ディレクトリを 作成し 保存するようですね。
(注1) http://monoist.atmarkit.co.jp/fembedded/index/busyboxtech.html
(注2) Puppy simple CD remaster (参考 → http://www.informationweek.com/news/software/showArticle.jhtml?articleID=205917063&pgno=2&queryText= )