はじめての C

[Learning GNU C]

2.3. コメント

コメントは プログラムに 説明文を つけ加える 方法だ。 それは compiler には 無視されるので どんなときにも プログラムに 影響することは ない。 あなたの 書く プログラムが もっと 大きくなれば その code で あなたが なにを したかを 思い出させる コメントが 役にたつことが わかるだろう。 この本の 例題へは そこで なにが 行なわれているのか 説明する コメントを つけていく。 プログラムに 入れる コメントを 書き込むには 2つ 方法が あり もっとも 普通の 方法では コメントの 始めと 終わりとに それぞれ "/*" と "*/" を つける。 この種の コメントは 複数の line に またがることが できる。 2つ目は コメントの 始めに "//" を つける 方法だ。 こちらの コメントは line の 最後が (そのまま コメントの) 終わりに なる。 コメントを もつ "hello, world" プログラムが これだ。

Example 2-2. hello2.c

/* このプログラムは スクリーンに
* text を 表示し
* 終了する
*/

#include <stdio.h>

int
main()
{
/* printf() で 文字列 text を 表示 */
printf("hello, world\n");

return 0; // 0 は エラーが ないことを 示す
}

コンパイルの際 この code は 正確に 実行ファイル executable を 作成する。 最初の コメントの 2行目と 3行目は アスタリスク '*' で 始まっている。 これは 必ずしも 必要でないが コメントが 4行に わたることを はっきりと させる。