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[DPRK 核開発]
重要なので、訳してみます。
http://www.kcna.co.jp/item/2006/200610/news10/04.htm#1
(http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2006/04/0604j1011-00002.htm - 「朝鮮新報」による 訳文)

DPRK 外務省、戦争抑止力を 強化する 新しい基準を 鮮明に

ピョンヤン、10月 3日 (KCNA)

朝鮮民主主義人民共和国 (DPRK) 外務省は 火曜日、DPRK が 依って 立つ 自衛のための 戦争抑止力を 強化することを 取り込んだ 新しい基準を、厳粛 かつ 鮮明に、以下のように 発表した。

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U.S. による 連日の 核戦争への 脅威の 増大、その 悪意をもつ 制裁 および 圧迫は、朝鮮半島に 容易ならない 状況を 引き起こし、そこでは われわれの 国土の 最大の 利益と 安全とが 侵害され、朝鮮民族は 生死の 境に 立たされている。

U.S. は 最近の 国連決議における その 追剥的な 採択を 通じ 事実上の 「宣戦布告」を 発した後、第2次朝鮮戦争の 開始を 目的とした、半島 および その 近隣における 陸軍演習と 兵器の 増強において より その 狂暴さを 増している。

同時に それは (共和国を) 孤立させ 経済的に 抑え込み、人民自身が 選択した 社会主義体制を 打倒するという 前例のない 卑劣な 手段を 取り去ることなく、その 制裁と 封鎖とを 国際管理下に 置くという 危険な 行動である。

ブッシュ大統領と その 政府は、決められた 期限内に U.S. への 譲歩を DPRK が 拒否すれば 処罰するという 最後通告を 行使するに 至った。 現在の 状況は U.S. が DPRK の 打倒と 抑え込みへ 進むという 最悪の 局面に 達し、そういう 非常事態で ある以上、DPRK は こうした 情勢の 傍観者として 長く 留まることは できない。

DPRK は すでに、ブッシュ政権の 悪意ある 敵意を 含んだ 行動から 国の 独立と 民族の 尊厳を 守るため、全ての 必要な 対抗手段を とることを 布告している。

DPRK 外務省は、自衛のため 戦争抑止力を 強化する 新しい 措置に 関連し、以下のことを 厳粛に 布告する旨、委任された。

初めに、DPRK の 科学研究の 分野で、将来、安全性を 確実に 保証する 状態のもとでの 核実験を 実施するであろう。

DPRK は、現 U.S. 政府が DPRK - U.S. 間の 同意の 枠組を 反古にし、かつ DPRK の 主権と その 存続の 権利を 極度に 脅迫したことにより、NPT からの 離脱を 余儀なくされた。

DPRK は、U.S. による 核戦争、制裁 および 圧迫という 激増する 脅迫に 対処していくという 明白で 正当な 過程を 経た後、最新型 核爆弾を 製造したことを、公式に 声明する。

すでに 発表された 核爆弾 (製造) は 核実験を その前提としている。

U.S. の 核戦争、制裁 および 圧迫という 度の過ぎた 脅迫は、DPRK に 核実験の 実施を 余儀なくさせた、これは 核抑止力の 強化のために 不可欠な 過程であり、防衛のための 1つの 対抗策である。

次に、DPRK は 核爆弾を 決して 最初に 用いないが、しかし 核爆弾と 核の 移動による どのような 脅迫も (自ら) 禁止する。

確実な 戦争抑止力を もたない 人民は 必ず 悲惨な 死に 直面し、彼らの 国の 主権は 必ず 度重なる 侵害に 出会う。 これは 世界各地において (帝国主義の) ジャングルの 掟が 虐殺へと つながったことから 学んだ 1つの 苦い 教訓である。

DPRK の 核爆弾は、U.S. の 侵略の 脅迫から 国土の 最大の 利益と 朝鮮民族の 安全を 守るため、新たな 戦争を 防ぐため そして どのような 状況に あっても 朝鮮半島の 平和と 安定とを 断固 擁護するための 確実な 戦争抑止力として 役だつであろう。

DPRK は 責任ある 核爆弾 (保有) 国として、核非拡散の 分野においては、常に その国際間の 約束を 心から 実行するであろう。

第3 に、DPRK は 半島の 非核化、世界全体における 核軍縮の 促進 および 最終的な 核爆弾の 廃絶の 実現に 最大限の (努力を) 払うであろう。

DPRK は 過去 半世紀以上、U.S. による 核の 脅威と 恐喝に 曝されてきたため、他の 何よりも 半島の 非核化を 望み、その 目的のための 最大限の 努力を してきた。

しかし U.S. は (共和国の) 寛大さと 誠実さとを 全て 意図的に 軽視することで、DPRK の 計画した 非核化構想を、その 孤立と 人民の 選択による イデオロギーと 体制とを 葬るために 悪用した。

DPRK の 最終目的は、一方のみの 軍縮に もとづく 「非核化」ではない、それは DPRK と U.S. の 間の 敵対関係を 清算し、朝鮮半島 および その近隣から 全ての 核の 脅迫の 要因を 取り除く 予定のものである。

対話と 協議を 通じて 半島の 非核化を 実現するという DPRK の 主要な 立場に 変更は ない。

DPRK は、全ての (帝国主義の) 挑戦と (その 実現の) 困難さに かかわらず、自らの 方法で 必ず 半島の 非核化への 努力を 積極的に 行使するであろう。

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