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LeVine の 「Horowitz との 討論」 に、ちらっと 登場した Ward Churchill が、今年 6月、Corolado 大学から 不当な 解雇処分を 受けた。
(Colorado 大学の 教授会による 事実調査報告は 次の とおり)
http://www.colorado.edu/news/reports/churchill/report.html
http://www.colorado.edu/news/reports/churchill/churchillreport051606.html
当然、それに 対する 抗議の声が あがり、その 1つ Teachers for a Democratic Society の 声明に Grover Furr も 署名している。
http://www.teachersfordemocracy.org/?q=node/19
Inside Highered の 記事の コメント欄で、Furr は その理由を 述べており、参考に 訳してみます。
http://insidehighered.com/news/2006/07/24/churchill

われわれは 証拠を 見る 必要が ある - Grover Furr

私は 声明文に 署名した。 これが [その] 理由だ。

私の Churchill への 印象は 貧しく、[それは] 漠然とした 知識 - 以前より 彼の 学問には いくらか 疑問点が ある という - に よるものだ。 しかし そのことは、彼が ウソつきだとか、あるいは 解雇に 値するということと 同じでは ない。

UCo (Colorado 大学) が、Churchill の 発言 - 彼には それをする 権利がある - を 理由に 事実調査を すすめたのは 明らかであり、[例え] 彼らが 愚かで 反動的で あったにしても、解雇を 撤回しないことは 確実だろう。

そして 教授会は、基本的に、常に こうした [大学側の 意見に] 同調する。 どちらにしても、事実は - 客観的 [に 見れば] - 彼らは 妥協したのだ。 結局、彼らは 与えられた 「調査」 への 高度な 政治性 [に かかわることを] 拒絶した - これを より あからさまに いうと 「魔女狩り」 と 称する。

私は Churchill についての 教授会の レポートに 目を通した。 私は それを 注意深く 調べては いない。

しかし 私は、他の 論争 [となった] 課題 - スペイン市民戦争、U.S.S.R. の スターリン時代 - についての 私の 研究から、研究者 [の 多くが] 偽りを なし、真実を 隠すことを 知っている。 そして、その 同じ 証拠に 向かったとき、真摯な 研究者 [であれば]、当然、異なる 結論に 到達する。

* * * *

そう、私は このレポートを 単純に 「信用する」 わけには いかない。 そうすることは、Churchill を [無条件で] 「信じる」 のと 何も 違わない。 私は、このレポートが 事実の上で まちがっていると 述べているのではない。 私は 自分で 証拠を 見ることを 望む。

われわれが どんなことを するにしても、[実際には 結果的に] 「誰を あなたは 信頼するのか?」 「誰を あなたは 信じるのか?」 という 範囲を 越えてしまうのだ。

もし それが 私の 研究している 他の どんな 課題で あったとしても、私は その 一次資料、同時期の 過程 それに 作品 それ自体を 見ることを 望む。 われわれ すべてが、そうすることは 確かだ。 この場合も、[それと] どんな 違いが あるというのか?