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宇井純「下水処理と日本式利権構造」1997
http://www.sanseido.co.jp/booklet/nankaitusin.html#3
以前、三省堂の小冊子「ぶっくれっと」に 掲載された文章です。日本での「酸化溝」方式の 下水処理施設には、余計なモノが 相当 くっついているみたいですね。
(追記) ちょっと 不親切な 気もするので、表に してみた。
比較表 | 滝沢ハム専川工場排水処理場 | 巴波川流域下水道処理場 (第一期分) |
---|---|---|
方式 | オリジナル版 酸化溝 | 不明 |
処理能力 | 人口 2万人分 | 人口 2万人分 |
建設費用 | 6000万円 | 51億円 |
補助金 | 自社設備のため ゼロ | 不明 |
運転体制 (通常時) | 無人 | 20人 x 3交替/日 |
それぞれの 汚泥処理の 回数が 同程度の 頻度だとして、運転費用も 含めて 考えると、総支出額は 100倍以上の差と いうことになる。
栃木だけの 問題では ないですが ...