はじめての C

対話型入力 5

これまで 見てきたように、ユーザからの 対話型入力を 安全に 扱うのは、最初 思っていたより ずっと 複雑ですし、それを 正確に 取り込むことが、また 信じられないくらい 困難なのです。

入力処理についても、その適用の しかたが 違えば、異なった方式が 求められてきます。そういうことなので、ここで 示された 数例を もって、すべての プログラムに 対して、完璧に 書かれているかのようには 受け取らないでください。

できるなら、すべての 可能な 解決法を 比較してみて、その目的に 一番 適ったものを 選び出すことです。

しかし、一般的な 解決の しかたとして 最もよいのは、ユーザからの 入力を 全体的に 読んでみて、何らかの 問題が 生じて、あなたの 望まない エラーが 起きたとしても、それを すぐに もとに 戻せるように、じっくりと 分析してみることです。

これが、line of input を メモリに 収納する上での、いちばん 好ましい 態度なのです。

(英文なんて カンタン、と 思ったのが マチガイでした ... )