miscellanies

言葉が 足らなかったかもしれないので 敷衍してみます。
裁判官個人については、やはり 検察への迎合と それと表裏となっている 法的思考の放棄、でしょう (嘘でも一応 司法試験は通ってるのだから、欠如ではないはず)。欠如をいうのなら 裁判に携わっているものとしてのモラルの欠如、のほうだろう(法を弄ぶ奴等には - 未来どころか - 現在すらない、と思うのだが)。 司法官僚といったのは こちらの意味です (いまどき 大岡裁きもどきの 執行猶予事由で 何の意味づけをするつもりなのか)。
このような裁判官全体の 官僚化/平準化を、検察側は 確実に把握している。
例えば それは、office さん逮捕直前の 朝日新聞への 検察からのリークが 挙げられる。朝日の記者の軽率さを 別にして、あのリークの伝達すべき対象は 新聞の読者層ではない。彼らにとって 一般の読者など 眼中にない。
それは いわば、この裁判を有利に推めるための、布石である。すなわち 裁判官に対する ある種の情報操作 - 印象づけ - を狙ったものだろう。現在でも、司法界においては 朝日新聞による報道は ある種のステータスを もつものだから。