メモ・慢性疲労症候群
『ある日突然、慢性疲労症候群になりました。 この病気、全然「疲労」なんかじゃなかった…』https://t.co/5XN3mKR4iN
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0. ゆらりさん著『ある日突然、慢性疲労症候群になりました。』(合同出版刊)
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「原稿の監修に際しましては、紹介されている内容についてはできるだけ手を加えず、医学的観点からチェックを行いました」(倉恒弘彦氏)
1. 2000年代に入り、脳内の神経炎症を直接調べることができる特殊な検査法 (ポジトロン CT) が開発され、アルツハイマー病などの神経変性疾患においても、脳に神経炎症が存在することが報告されるようになりました。(倉恒弘彦氏)
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ポジトロン CT = PET 検査
2. 厚生労働科学研究費補助金 (障害者対策総合研究事業)「慢性疲労症候群の病因病態の解明と画期的診断・治療法の開発」研究班 (2013〜15年、代表研究者 : 倉恒弘彦) は、(続)
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CFS 患者9名と健常者10名に対して、ポジトロン CT を用いた脳内における神経炎症の分析を行ない、CFS 患者は視床、中脳、橋などにおいて神経炎症がみられることが世界で初めて明らかになりました。(倉恒弘彦氏)https://t.co/NuvI1l0Y3p
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3. さらに、自覚症状と神経炎症との関連を調べたところ、中脳、扁桃体などで炎症が強い場合は、思考力の低下など認知機能障害が強くなり、帯状回や視床の炎症が強い場合は頭痛や筋肉痛などの痛みが強くなり、海馬での炎症が強いほど抑うつ症状が強く現れることがわかりました。(倉恒弘彦氏)
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4. つまり、炎症が起きている脳の部位と CFS 患者が自覚している症状には関連があることが判明したのです。(倉恒弘彦氏)
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5. CT 検査や MRI 検査では異常がみられなかった CFS 患者の頭部でもポジトロン CT 検査によって神経炎症が確認されています。このことから、保険診療では異常がみられない CFS 患者でも、脳内で神経炎症が起こっている可能性が考えられます。(倉恒弘彦氏)
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6. 今後は、CFS 患者に対しても、脳内の神経炎症の有無を調査し、CFS において脳内の神経症の存在が共通の病態であるか否かの確認検査が重要となります」(倉恒弘彦氏)
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7. 日本国内では、2017年から国立研究開発法人日本医療研究開発機構の研究班 (代表 : 渡辺恭良) によって、100名の CFS 患者を対象にポジトロン CT による検査が進められています。(倉恒弘彦氏)https://t.co/aoca8pK6Vf
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NHK ハートネット「忘れられた病 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群の患者たちの現実」(2018年 11月 21日)https://t.co/dV5FRvWiyE pic.twitter.com/K22f4dqxgs
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「どんな病気でもそうですけど、教科書に載らないとなかなか一般のお医者さんが、この病気を認知することは無理なんですよね。病院に行って検査をしても『何でもない、気のせいでしょう、もうちょっと様子をみましょう』となります」(清風荘病院 天野惠子さん) pic.twitter.com/Ltt5L6LQDv
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「その『様子をみましょう』が、あっという間に何年か経っているという状況になるわけで。その間どんどん悪くなって、普段できていたことができなくなって、お仕事を辞めることになったりするのです」(天野惠子さん)
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「教科書以外のいろんな病気を拾って、患者さんを治そうという気持ちがない限り、門前払いになってしまいますよね」(天野惠子さん)
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障害者手帳を取得するために必要な「意見書」は法律で定められた指定医でなければ書けません。しかし、この病気を理解している指定医はまだほんのわずかです。(NHK ハートネット)
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「地元で指定医を教育する。たった一人、都道府県で一人でもいれば需要供給的にはかなりいけると思いますね。患者さんを診て同情してくれてやる気のある医者が一人、とにかく都道府県で見つけてくれと」(関東地方 ある病院の指定医)
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生活保護を受けている人は健康保険に入れません。行政から医療費を支給されないと全額自己負担になります。(NHK ハートネット)
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CFS は手帳や年金を申請しても、受理されるケースはまれなようです。(ゆらりさん)
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手帳や年金の審査の基準は自治体によって大きく違います。申請が通るかどうかは重症度よりも自治体の裁量によるところが大きいようです。そもそも最重度の方は病院にも役所にも行けないので申請することすらできないのです。(ゆらりさん)
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CFS を診てくださる先生は全国に十数名ほどなので、病院に行くことも往診に来てもらうことも難しいのが現状です。(ゆらりさん)
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